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幼馴染の桐子は数週間前から部活に来ていない。
メールをしてもそっけない返事。
オレ以外の奴とまさか…いや、あいつはそんな柄じゃない。
きっと何か理由があって――
桐子は市内を走るバスに揺られていた。
一人座る…手前の席には他校の男女の生徒。
仲良く会話が弾んでいる。
私もあんな頃があった…幼馴染の俊ちゃん、いつも一緒だった。
私達は気が付いたら恋人同士になっていた。告白すらいまだ…なのに。
バスの停車ボタンを押し、桐子はステップから降りた。
そこは見慣れない街。
「よぉ」
バス停のベンチに腰掛けていた男は立ち上がり、桐子の隣に並ぶ。
そして彼女の肩に手を回し、耳元で
「行こうか?」
「…ちょっと」男のあまりに馴れ馴れしい態度に戸惑う桐子。
「口答えすんな」
男はまったく動じず吐き捨てた。
男の部屋に着き、ベッドに腰を下ろす桐子。
男は既に息遣いが荒く、彼女の肉体を求めている。
「シャワーくらい…浴びさせて」
「このままのヤる方が興奮するじゃん」
「やだ。きたないよ…ンっ」
男に無理矢理舌を挿し込まれる桐子。唾液が白く透き通った首筋を伝う。
「マジでキレーな環境の中で育てられたんだなお前」
「……」
「しかし、いくらダチでも信用しすぎ」
男は以前に桐子が…あのCLOSEDと呼ばれた『ヤリ場』に現れたあの日を語りだした。
親友…だった沙月が…私を…。
「オレみたいな野郎にたくさん囲まれてよ。無事で帰れるわけねーよな」
男はそう言って桐子のショーツをめくっていく。
ほんのりと漂う汗と愛液が混じる匂い。
男の手が桐子の肉厚で小陰唇が綺麗に隠れた割れ目の中に、するりと入っていった。
「あ…んン!」
男の指の動きに合わせて声が漏れてしまう桐子。
「期待してんだな」
「ああ!」
「あの頃を想像して、大洪水になってる」
「ひ!ひぐぅ!」
男の指が止まった。溢れだす愛液を眺めながら男は勝ち誇った表情で呟いた。
「ほら、言えよ。素直になれ、馬鹿になれよ。
男の前でまんこ晒しているのに、何をまだ意地はってやがる」
桐子は腰を震えが止まらなかった。悔しい、こんな男に…。
私がいま、体を許そうとしていることに。
「気持ち…よく…されるだけ…なら」
「ん?」
「我慢できるから…!」
彼女の諦めの言葉が、なお男の興奮を加速させた。
いきり立った肉棒が、すでに湿りきった彼女の中へゆっくりと。
「最高…だな!!」
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人妻桐子の学生時代のお話です。
何故、あのような淫乱な女に至ってしまったか
それらはこれまで何本も描いてきましたが
今作もその一つ。
ですが、他作品を知ってなくても楽しめるように
描いていますので、初めて『桐子』に触れる方も
抵抗なくお楽しみいただけると思います。
製作 がらくた少女/三糸シド