作者:はいぱーどろっぷきっく
私の名前は棚端詩織(たなばたしおり)。
夫は棚端幸彦(たなばたゆきひこ)。
運命のように七夕の織姫と彦星の字が入っている幸せな夫婦でした。
私と夫が出会ったのは15年前。
成人式で声を掛けられたのが始まりだった。
その頃の夫はやる気に満ちていて、自分の夢をよく語るひたむきな人だった。
結婚して30歳を超えたあたりから、夫の職場が傾き始めた。
更に不運が重なり、夫は病に倒れた。
私たちの生活は限界… 続きを読む
作者:はいぱーどろっぷきっく
私の名前は棚端詩織(たなばたしおり)。
夫は棚端幸彦(たなばたゆきひこ)。
運命のように七夕の織姫と彦星の字が入っている幸せな夫婦でした。
私と夫が出会ったのは15年前。
成人式で声を掛けられたのが始まりだった。
その頃の夫はやる気に満ちていて、自分の夢をよく語るひたむきな人だった。
結婚して30歳を超えたあたりから、夫の職場が傾き始めた。
更に不運が重なり、夫は病に倒れた。
私たちの生活は限界… 続きを読む