脳裏に唯花をモノにする企みがひらめく。
河野は、酔い潰れた唯花をラブホに連れ込む事に成功した。必死で帰ろうとする唯花に実は自分も大学時代唯花が好きだった、と迫る河野。唯花を諦めたのは拓哉のためだと告白する。唯花は、ためらいながらも河野の思いを昇華させたいと一度きりと河野を受け入れてしまう。
河野の巧みな性技に翻弄される唯花。そして人並み以上のペニスに突かれ、拓哉では決して経験することができなかった快楽に身を委ね唯花は何度も絶頂に達する。
先に帰宅した拓哉は、河野が唯花を送っていった事を知り慌てて唯花に連絡を取ろうとする。しかし、その通知によるスマホのバイブが原因で唯花のペンダントが偶然、河野のカバンに落ちてしまう。
一晩の情事の後、河野のセフレ、茜にアリバイ工作をしてもらった唯花は拓哉の待つ部屋に帰った。不自然な唯花の態度を気にしつも何も聞けない拓哉。
一方、唯花のペンダントに気づいた河野は早速唯花を堕とすための方策を考え始めた。
第二話(本作)のあらすじ(失われたペンダント2)
桜坂唯花は、大学時代のサークルOB会の後、大学時代の片思いの相手、河野と一夜を共にしてしまった。
唯花は、あの夜河野と経験した快楽を恋人で同棲相手である拓哉とも味わえるはずとセックスに積極的になっていた。ところが拓哉が早漏気味な事に加えて、唯花の締め付けが激しく、唯花が絶頂を迎える前に拓哉は果ててしまった。
欲求不満気味な唯花はその夜、河野とのセックスを夢見てしまう。
翌朝、拓哉は急な仕事が出来たと外出してしまう。一人残された唯花のスマホに、河野からあの夜ラブホに忘れたペンダントを返したいとの連絡が入る。メッセージには待ち合わせとなるホテルのカフェが指定されていた。
唯花は迷いながらも指定されたカフェで河野と再会する。
ペンダントを返した河野は、仕事の都合で海外転勤となる事を唯花に伝えた。去り際に唯花に自分の部屋番号の書かれたメモを渡し、よかったら後でと言い残し、部屋に帰っていった。
唯花は激しく迷った挙句、河野に会うのは最後かもと部屋のドアをノックする。待っていた河野はしたり顔で唯花を部屋に迎え入れた。
一方、拓哉はある決心を胸にジュエリーショップを訪れていた。
ペンダントが導く先には何が待ち受けているのだろうか?
収録内容:総ページ数138p、本編125p、おまけカラーイラスト9p