い出す。
突如として目の前に現れた少女が、息子の彼女であることに。
名はたしか、ひまりちゃん。
息子が彼女を自宅に請じ入れる際、恥ずかしそうに照れながら挨拶してくれた。
とても可愛いと思った。男にとっては、胸に何かが刻まれる印象的な出来事だった。
そのひまりちゃんがなぜ、目の前に?
偶然なのか。それとも、他人の空似?
混乱する男が視線を落とすと、制服のスカートの奥から白い布地が覗ける。
パンツ……? 少女のパンチラ……?
偶然なのか。それとも、わざと?
彼氏の父親だとわかったうえで、わざとパンツを見せているのか?
わざと見せていないふりをしながらパンツを見せて、見られて喜んでいるのか?
そういう女だったのか……!?
いや、まさか、そんなはずはと男は考えを改めようとする。
が、時間の経過とともに、少女はより大胆になっていき……やがて、みずから触り始める。
息子の彼女のオナニー……! 少女がこんなところで自慰行為を……!
私に見られながら、興奮して……?
いや、違う。ひまりちゃんはそんな子ではないはずだ……!
他人の空似に決まっている!
「お父さん……」
少女の口が動く。
え……? やっぱりひまりちゃんなのか……?
男はもう止められなくなっていた。
みずからの性癖が多少の歪みをもっていようが、そこは重要ではない。
年の差は関係ない。二人の逢瀬を止めることはもはや不可能。
二人は、結ばれる運命だったのだと男は確信する。
妻と子を捨ててもいい。二人は結ばれる運命なのだから。
そうなるはずだった。
しかし、そうはならなかった。
突然、現れる闖入者。金髪頭のチンピラの登場。
二人の間に我が物顔で割って入り、ひまりちゃんの眼前に巨大なペニスを押しつける。
少女の目の前にチンピラの巨根……。
危機的状況なのに、男の股間を、熱い何かがたぎる。
ひまりちゃんを助けなくては……!
しかし、男の体は動かない。
目の前で繰り広げられる光景に魅入られていく。
何かが崩れ落ちる音。
悪い予感はいつだって当たってしまう。
直後、現実は非情なものだと、男は知ることになる……。
基本CG枚数 20枚+α
本編91枚(テキストのみのページが数枚分あるため、実質的には80ページほどと考えていただければありがたいです)
セリフの有無で合計178枚
画像サイズ 1200×1800
PDF同梱
冒頭29ページ分の体験版を用意しております!
中途半端なところで切っていますが、一読していただけると幸いです。
よろしくお願い致します!
※拙著『弟の彼女』と同一のヒロインということもあり、続編を想定で制作しましたが、前作を読んでいない方でも楽しんでいただける内容になっているとは思います。
まあ、楽しんでいただけるかどうか、僕が決めることではないんですが……。
前作との関連性はほぼないと考えていただいて問題ないかと存じます。
ちなみに、寝取られ作品となります。