息をつくユウカ。
「大分お疲れなんじゃないですか?
少しお休みになったほうがいいですよ」
俺とユウカの間には、1つの取り決めがあった。
「そうだな、ユウカのパンツを見たら元気が出るかも
しれないな」
「なっ……!ま、またそんな事を言って……!今日はこの
仕事が片付くまで『そういう事』はしない約束ですよ!」
俺とユウカの取り決め。
それは、シャーレで2人きりの時はユウカが俺の性欲処理も
担当してくれるというものだった。
無論、最初は猛反発された。
そもそも互いの立場を鑑みても、先生が生徒に
性欲処理させるなど不道徳極まりない。
だが、しつこく何度も何度も食い下がるうち、
とうとう彼女のほうが折れ、「ある条件」と引き換えに
その要求を呑んでくれたのだ。
「………これでいいですか、先生」
結局、何度も頼み込むうちにパンツを見せてくれるユウカ。
「ふっふおおぉぉ!ユウカのパンツ!純白パンツ!
今日はまた一段と美味しそ──」
「だ、ダメです!触るのは絶対駄目ですから!!」
「えー、いいじゃんちょっとぐらい……」
「ダメです!!先生と生徒の間で不純異性交遊なんて
許されるわけないじゃないですか!!」
そう、これだ。
最近は頼み込めば大抵のことは許してくれるように
なったのだが───
「お触り厳禁」という条件のもと、えっちな事は未だに
許してくれない。
だが、ユウカとてこういう事が嫌いではないはずだ。
ずっと彼女の反応を見てきた俺には分かる。
生徒会会計という立場上、生徒たちの規範となるべく
最後の一線を越えないよう努めているのだろうが……
その殻を破り、最後の一線を越えさせれば、
彼女の秘めた本性が?き出しになると俺は信じている。
「ユウカだって本当はえっちな事好きでしょ?」
「なっ!?そ、そんな事ありません!
これは先生に言われて仕方なくやってるだけです!」
問題は、どうやって彼女に一線を越えさせるか、だ。
まずは羞恥に慣れさせて、ユウカの感覚を麻痺させる
ところからか……。
シナリオ解説画像を含め、本編500枚です。
※ シナリオ解説画像を除き、テキスト・擬音等はありません
イラスト:reapersthighs 様
(画像の生成にStable Diffusionを使用しています)
シナリオ:ジョー岡田