して意識している。
いや、そんな恰好良い言い方ではない。もっと露骨に言うと、性欲の対象として見てしまっている。オナニーのオカズに使うのなんて朝飯前で、もっと言えばヤリまくりたいと思っている。甘ったるく熟れ切った蜜溢れる果実のような肉体の愛美と、だらしなく着崩した制服の下にはち切れんばかりの瑞々しい牝肉を隠しきれていない華恋が、明良を全く男として意識せずに接してくる現状に、ムラムラが募って溜まらない。
そんなある日、明良は父親の遺品を整理しているさなかに、奇妙な目薬を発見する。
それはトンデモ科学者として怪しげな研究に没頭していた父が、ホンジュラスでオオアリクイに襲われてあっさりと死ぬ前に残していった数々の品のなかでもとびきりにトンデモな、催●目薬だったのだ。
見つめた相手を催●状態にかけることが出来る目薬──それが、明良の日ごろ溜め込んだ鬱憤や抑圧や悶々としたチンポの疼きを大爆発させてしまうことは、余りにも明らかだった。
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