うので、一緒にいて楽しかった。
……ただ、そのことを友人たちからはからかわれる。
「でも、戸倉も物好きだよなー。いろんな女子がいるなかで、あえて灰元に行くなんて」
「それな。控えめな女子が好みってのはまだわかるけど、さすがに灰元は地味すぎるわ」
「いくらなんでも、あのメガネはねえよな」
まったく失敬なやつらである……。
灰元さんには灰元さんのよさがある。
と思いながら、俺はその場をやり過ごした。
――そして、その日の放課後。
驚愕の事実が発覚する。
メガネを外した灰元さんは、なんと超絶美少女で……!
しかもグラビアアイドルばりの巨乳だった……!
さらに、俺のことが好きだと言ってくれ……!
「戸倉くんにプレゼントをあげる」
「プレゼント?」
「はい、どうぞ」
「……どうも」
ルーズリーフの切れ端を差し出され、俺はおずおずと受け取る。
いったいなんなのかと思ったら……
そこにはこう書かれていた。
『おっぱいモミモミ券』
「…………」
「…………」
「……な、なにか言ってよ。そんな無言でいられると、恥ずかしすぎて死にそうになっちゃうじゃん……」
「ごめん……あまりにも予想外で、リアクションがとれなかった……」
「……で、これはなんなの?」
「……書いてあるとおり、おっぱいが揉めるチケットだね。戸倉くん専用で、わたしにしか使えないけど」
「……え、じゃあ、いまこれを使ったら、灰元さんのおっぱいを揉めちゃうってこと?」
「はい……揉めちゃいますね」
「……ほんとに? いいの?」
「うん……恥ずかしいけど、戸倉くんが望むなら……」
顔を真っ赤にして恥じらう灰元さんを見つめながら、
俺はめちゃくちゃ熟慮する。
……………………うん。
こんなもん、我慢できるわけがない。
そこから俺は、灰元さんの極上おっぱいを堪能し、
イチャラブ生エッチまでさせてもらう……!
つまりこれは、ぱっと見地味な男子と女子が、
最高の初めてを経験する、恋と青春の物語である。
※エッチシーンはメガネを外した状態になります。
まことに恐縮ですが、ご了承いただけますと幸いです。
◆キャラクター
戸倉 義人(とくら よしと)
主人公。文芸部に所属。
灰元さんの文章に心を動かされ、文芸部に所属する。
灰元さんのメガネは正直ダサいと思っているが、
そんなことは関係なく、灰元さんのことが気になっている。
灰元 亜弥(はいもと あや)
ヒロイン。文芸部の部長。
陰キャメガネメガネをかけている、クラスで一番地味な女子。
だけど、素顔はめちゃくちゃ美人で、スタイルも抜群。
戸倉くんへの想いを自覚して、エッチな誘惑を敢行する。
◆プレイ内容
純愛おっぱいを愛撫。
純愛おっぱいでパイズリ。
あまあま初体験(正常位)。
◆こんなかたにオススメ
『メガネを外したら美少女』がお好きな方。
いちゃラブがお好きな方。
行為に至るまでの過程も楽しみたい方。
◆逆に……
シナリオにこだわっており、
非エロのシーンがすこし長めになっております。
「読み始めてすぐに抜きたい」「エッチシーン以外はいらない」
といった方には、オススメできません……。
◆収録内容
基本CG 4枚+α
本編 400枚
おまけエピソード 47枚
イラスト素材(文字なし) 471枚
その他 12枚
総ページ数 930枚
◆制作
ペンギン千番地(Twitter:@pen_1000)
イラスト:黒菌